ボーカルレッスンとは?
ボーカルレッスン、ボイスレッスン、ボイストレーニング、ブレストレーニング…。
ひと口に「ボーカルレッスン」「ボイストレーニング(ボイトレ)」と言っても、スクールや講師によって呼び方が違ったりすることがあります。
わかりづらいですよね・・・!
また、同じ名前のレッスンでも、腹式呼吸や胸式呼吸などの呼吸法や、裏声(ファルセット)やミックスボイスの出し方、音程の訓練、発音や滑舌のトレーニング、課題曲を使った歌唱などなど、何をやるのか違っている場合もあります。
名古屋ボーカルスクールが提供する「ボーカルレッスン」は、マンツーマンの個人レッスンです!
その内容は大きく分けて「ボイストレーニング(ボイトレ)」と「歌唱指導」の2つの内容で構成されています。
- 「ボイストレーニング」で正しい呼吸法と声帯のコントロール技術を学び、訓練します!
- 「歌唱指導」で実際に課題曲を歌ってみて、ボイストレーニングで学んだ技術の使い方や、習得状況を確認して、次の課題を設定します!
- 「ボイストレーニング」に戻り、弱いところ、苦手なところを克服しましょう!
- 「歌唱指導」で再度確認して、また次の課題を設定します。(以降繰り返し)
私達の目指すボーカルレッスンのゴールは至ってシンプル。
それは、
正しい発声を身につけて、
無理なく楽しく気持ち良く歌えるようになって、
たくさんの人に感動してもらって、
みんなの人生を彩り豊かにすること!
学校の授業のように、あらかじめレッスンの内容や時間数が決まっているわけではありません。
あなたの得意不得意をしっかりと見極めながら、あなたの目標とペースに合わせてマンツーマンでレッスンを進めていきます。
もし分からなかったりできなかったりする事があっても、ちゃんと立ち止まって、ゆっくり確実に苦手を克服できるようにフォローしていくので安心して下さいね!
レッスンの内容
ボイストレーニング(ボイトレ)
名古屋ボーカルスクールの一番の特長は、ここでしか学べない特別なボイストレーニング(ボイトレ)です。
ポピュラーミュージック(ここではクラシック・声楽以外の音楽を指します)を歌うことに特化した、発声科学に基づいたトレーニングを行います。
その特長は…
- 年齢・性別を問わない!
- 体格や筋力に左右されない!
- 喉への負担が圧倒的に少ない!
- 歌う姿が格好良く見える!
- 説明よりも実践が中心だからレベルアップが実感できる!
ここからは、当校のボイストレーニングでは具体的に何をするのか、その一部をご紹介します。
ちょっと専門用語とか出てきてなんのこっちゃかもしれませんが(笑)
なんとなくざーっと見ていただければ大丈夫です!
レッスンの中でちょっとづつ確実に理解できていきますので!
呼吸法
正しく発声するために何よりも最初に身につけなければいけないのが「呼吸」です!
呼吸とは文字通り息を吸ったり吐いたりすることですが、上手く歌うためには、声帯を緊張させずに強く安定した呼気圧(こきあつ=息を吐く力)を身につけることが大事!
これを身につけることで、高音が出せるようになったり、音程(ピッチ)が安定したり、ビブラートや裏声(ファルセット)・ミックスボイスなど、すべての表現力のレベルアップに繋がるんです。
一般的に発声と言えば「腹式呼吸」をイメージする方が多いかもしれませんが、当校では「胸式呼吸」も併用する完全オリジナルの呼吸法、胸腹式呼吸法が特長です!
これは、名古屋ボーカルスクールのボイトレの核となる呼吸法で、ひとことで言うと腹式呼吸と胸式呼吸の良いところ取りをしたものと考えて下さい。
呼吸法について、次のようなレッスンを行います。
- 自然に息を吸うトレーニング
- リズムと呼吸について(アップで吸う/ダウンで吸う)
- 腹式呼吸と胸式呼吸について
- 胸腹式呼吸法の実践
- 呼気圧を強くするため、歯擦音を使って呼吸筋を鍛えるトレーニング 等
声域の拡大と地声・裏声(ファルセット)・ミックスボイス
より低い音、より高い音を出せるようになるためには、強く安定した呼気圧に加えて、声帯を無理なく正しくコントロールする必要があります!
そのためには、声帯を動かす様々な筋肉の柔軟性と、声帯を圧迫しない(緊張させない)身体の使い方を身につけないといけないんです。
これらを身につけると、低音や高音、裏声やミックスボイスが出せるようになるだけでなく、大きな声を出さなくても高音が出せるようになります!
その結果、無理をしなくて良くなるので喉への負担が圧倒的に少なくなります!
声域の拡大について、次のようなレッスンを行います。
- 喉を使わずに、重力を使って高音を出すトレーニング
- 発声するときの舌の正しい位置
- 地声・裏声(ファルセット)・ミックスボイス(地声と裏声のミックス)のトレーニング 等
すぐ声がかすれたり喉が潰れてしまう方、特に大きな声を出さないと高音が出せない方は、喉への負担が危険信号ですので一刻も早く見直しに来て下さい!
ちなみに、声域の区分けを声区と表現したり、地声・裏声・ミックスボイスという表現の他にもチェストボイス(胸声)、ミドルボイス、ヘッドボイス、スーパーヘッドボイスといった表現をすることがあります。
…が、これらもまた人によって解釈が異なることがあり、誤解を招いたり何よりややこしいので(笑)
名古屋ボーカルスクールでは次のように呼ぶことにしています。
- 1番:地声
- 2番:地声寄りのミックスボイス
- 3番:裏声寄りのミックスボイス
- 4番:裏声
人によっては違和感があるかもしれませんが、ぶっちゃけ呼び方はどうでもいいです(笑)
しっかりと声帯をコントロールできるようになることと、何より実際に歌えるようになることを第一にレッスンしますので安心して下さいね!
音程(ピッチ)
音程を司るのはみなさんもご存知の声帯です。
正しく声帯をコントロールするためには、声帯の周りにある軟骨群(甲状軟骨・輪状軟骨・披裂軟骨)を正しいフォームにする必要があります。
これらを動かすのに必要な筋肉が内喉頭筋(輪状甲状筋・輪状披裂筋・甲状披裂筋 等)です。
甲状披裂筋の内側にある声帯筋はミックスボイスの習得に深く関係します。
・・・むつかしいですね!!!!(笑)
ミソなのは、声帯や軟骨を鍛えるんじゃなくて、
「声帯を伸び縮みさせるための軟骨群を動かすための筋肉」を鍛えてやる必要があるということ!!
声帯に負担を掛けて練習した気になっているそこのあなた!
やばいので今すぐ来てください!(笑)
また、音程の認識には耳の中にある蝸牛という器官の有毛細胞が関係します。
声帯を正しい位置にコントロールするためには、耳と筋肉がリンクしないとダメなんです。
レッスンではこれらの筋肉をより強く、より柔軟にして、正しい位置(フォーム)を記憶させるため、発声→音程認識を繰り返します。
音程(ピッチ)について、次のようなレッスンを行います。
- 単音を使ったインターバルトレーニング
- 音階を使ったトレーニング 等
ビブラート
ビブラートとは音程(ピッチ)の上下ですので、基本的には音程のトレーニングで使う筋肉がそのまま活かせます!
しかし、ただ上下すれば良いわけではありません。
曲のテンポと曲調に合った、正しいリズムと揺れ幅、高さである必要があります。
まずは単純に音を揺らすところから始めて、リズムの正確性と、複数あるビブラートの種類の使い分けを学びます。
ビブラートについて、次のようなレッスンを行います。
- 音を揺らすトレーニング
- テンポに合わせて音を揺らすトレーニング
- 揺らぎの幅をコントロールするトレーニング
- 曲目や曲中で複数のビブラートを使い分けるトレーニング 等
共鳴(響鳴・ひびき)と発音(滑舌)
声帯によって発声した音は、声道(喉頭腔・咽頭腔・口腔・鼻腔などの共鳴器官の総称、共鳴腔とも呼ばれる)が共鳴することにより、声としての特徴と響きの豊かさが生まれます。
この特徴と響きをコントロールするのに主に関係するのが、咽頭腔の形と舌の位置、そして顎の開き具合です。
共鳴(響鳴・ひびき)について、次のようなレッスンを行います。
- リップトリル(唇)を使った口輪筋のトレーニング
- タントリル(舌)を使った舌を柔らかくするトレーニング
- 発音と滑舌のトレーニング
- 各共鳴腔の響きを豊かにするトレーニング 等
リズム・グルーヴ(ノリ)
どんなに素晴らしい歌声でも、リズムが悪いと台無しです。。。
特にポピュラーミュージックでは、様々なジャンルのリズムに対応しないとダメなんです!
また、感情豊かな歌唱表現のためには、テンポ感だけでなく、音の長さや大きさ(ダイナミクス)にも気を配る必要があります。
レッスンでは、まず基本的なリズム感を養います。
さらに歌唱に応用し、各音符の長さやブレスの位置、強弱の付け方などの抑揚表現を通してグルーヴ感を出すことを学びます。
リズム・グルーヴ(ノリ)について、次のようなレッスンを行います。
- 手足を使ったリズムトレーニング
- 声と手足を使ったリズムトレーニング
- アーティキュレーション
- フレージング・抑揚
歌唱指導
ボイストレーニングで発声の基礎・土台を作ることと並行して、実際に歌ってみながら技術の応用と習得具合を確認します。
歌唱指導には主に2つのパターンがあります。
- ボイストレーニングの応用と習得具合の確認
- 特定の楽曲の歌唱クオリティをアップするためのディレクション
1.ボイストレーニングの応用と習得具合の確認
ボイストレーニングで学んだ様々な発声のための技術を実際に歌ってみて、正しい使い方やコツを学び、技術の習得具合を確認します。
練習テーマに合った課題曲を使うこともありますが、みなさんが歌いたい曲を持ち込んでもらっても大丈夫です!
2.特定の楽曲の歌唱クオリティをアップするためのディレクション
アーティキュレーションやフレージング、抑揚などのほか、楽曲のイメージのすり合わせやメンタルコントロールを通じて、特定の楽曲に特化した音楽的な歌唱表現についての指導と実践を行います。
一般の方々であれば、忘年会や発表会、結婚式などでこの曲が歌いたい!という場合には、徹底的に格好良く素敵に歌えるように応援します!
また、自身で音楽活動をしているアーティストや、レコード会社・プロダクション所属の方などにも、ライブやレコーディングの下準備として実際に活用していただいています。
時間・料金・予約方法
- 時間
- 8:00〜21:00
※曜日や日程は各講師のスケジュールにより、予約時に予約サイトからご確認いただけます。 - 料金(税別)
- ボーカルレッスン1回(50分)
・一般 ¥6,000
・定期コース ¥4,900~ - 予約方法
- 予約サイトから随時予約していただきます。
- 備考
- 法人やプロダクション・音楽事務所などの組織・団体のお客様は月末締めの請求書払い(売掛)の対応も可能です。
また、ユニットやチームなど、複数名のレッスンの対応も可能です。
各種ご相談はお問い合わせフォームからご連絡下さい。
お申込み方法
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