あらためまして、名古屋ボーカルスクール 校長の竹葉(たけば)です。
ここまでお読みいただいて、本当にありがとうございます。
最後に、お伝えしたいことがあります。
笑われ、喉を壊した会社員時代
私がかつて会社員だった頃。歌が下手くそで、会社の飲み会で歌う度に笑われていました。本当の話です。
どうしても歌が上手くなりたくてボイトレを習いに行ったのですが、2度も喉を壊し、ポリープの手術をすることになってしまいました。
先生の言う通りに歌っているのに、喉を壊してしまった現実。
その時にはじめて、これは何かがおかしい、間違っているのではないかと疑問を抱いたのが、ボイトレについて考え始めたきっかけです。
私が名古屋ボーカルスクールを作ったのは、みなさんに過去の私のような失敗をして欲しくないから。
正しい方法論を届けるために日々研究を怠りませんし、もっともっと多くの人に届けるために、ボイストレーナーの育成にも力を入れています。
もっと早く知りたかった
しかしながら、私のもとには、不適切なボイトレが原因で伸び悩んでいたり、喉を壊してしまった方の相談が後を絶ちません。
そのような方が名古屋ボーカルスクールにお越しになった時、口を揃えてこう言われます。
「もっと早くここに来ればよかった」
「もっと早く知りたかった」
「前の先生はこんなこと教えてくれなかった」
本当に正しい指導ができるスクールやボイストレーナーと出会うのは、なかなか難しいのが現実です。
トレーナーの”教える技術”を測る具体的な物差しが無い業界なので、トレーナー自身が上手く歌えるか、というのが判断基準になりがちです。
しかし、自分が歌える能力と、様々な生徒さんに合わせて指導する能力は全く別のものだという事はあまり認識されていません。
教える技術というのは、それを専門的に学ばない限り決して身につかないものです。
しかし自然と歌えるようになってしまった一部のトレーナーが、専門的に学ぶ機会に恵まれず、そのまま自己流の指導をしている現実。
そのような場面を見聞きするたびに問題意識が募るのとともに、せめて自分のスクールでは、教えるプロフェッショナルの精鋭集団であろうと、ぎゅっと身が引き締まる思いです。
楽しく歌うことを追いかけて欲しい
間違ったボイトレは、無駄な時間や労力、お金を失うばかりでなく、喉を壊して楽しく歌うことすらできなくなってしまう恐れがあります。
正しくトレーニングしていれば世界中を感動させる素晴らしい歌い手になったかもしれないのに、間違った指導のせいで、私には才能が無いんだ、と誤解したまま諦めてしまうことだってあり得ます。
私は、そんな悲しい思いを誰にもして欲しくないのです。
ボイトレなんて、ただの手段に過ぎません。
もっと楽しく歌うことだけを追いかけて欲しいのです。
みなさんが上手く歌うために必要なものは、私たちが全力でお届けします。
あとは、とにかく楽しく歌って欲しいのです。
歌えなかったあの曲が思い通りに歌えるようになったら、それだけできっと楽しい。
楽しく歌えれば、私もあなたもきっと笑顔になる。
笑顔の輪が広がれば、みんなの人生がもっと彩り豊かなものになる。
私はそう信じながら、今日もレッスンをお届けしています。
さあ、あなたも私たちと一緒に楽しく歌いませんか?
講師一同、みなさんにお会いできることを心から楽しみにしています!
名古屋ボーカルスクール
校長 竹葉美保子